パソコンが遅い原因
長年使ってきたパソコンが遅くなったり動作が不安定になったりする事はよくあります。
原因は壊れる時と被りますが主に物理的な面(PCパーツ)とソフトウェア面(システムやアプリ)の2種類に分かれます。
①物理的な原因(Windowsボタンを右クリック⇒タスクマネージャを起動⇒パフォーマンスタブでパソコンの使用状況と共にどのパーツを使っているかがわかります)
・ストレージがHDD(ハードディスク)やeMMC(embedded Multi Media Card)
・実装メモリが8GB未満 ※2023年2月時点
・CPUがCeleronや7年以上前のもの
・ノートパソコンや一体型
このうち1つでも当てはまるとは最初は早かったのに、しばらく使うと遅いと感じてきます。
特にストレージがHDDですと、SSD(ソリッドステートドライブ)に比べてかなり遅く感じます。
内部交換でHDDからSSDにしたり、メモリを増設することで早くなることは多いです。
②システム、ソフトウェア、ウィルス(マルウェア)が原因
・毎月あるWindowsアップデートのようなシステムのプログラム更新の失敗
・相性の悪いソフトウェアをインストールしたことによる不具合
・ウィルス(マルウェア)感染による不具合
ソフトウェアのアンインストールや、どうしようもない時は初期化で改善されます。
ウィルス以外であれば物理的な原因を取り除くことによって改善されることもあります。
③インターネット回線が原因
・契約している回線の速度が遅い
・5年以上前の古いモデムをそのまま使っている
・カテゴリ5以前のLANケーブルを使っている
・Wi-Fiの無線発生機からパソコンまでの距離が遠い、間に障害物が多い
YouTubeなどのネット動画を見ている途中で頻繁に止まるのはインターネット回線が原因の可能性が高いです。
契約している回線が早くても利用者が多いと込み合って遅くなることもあります。
各状況によって対処法が変わりますので、詳しい方に見てもらう事をお勧めします。
①の物理的な原因のうち、3つ以上当てはまっている場合は買い替えをお勧めします。
一般的なパソコンの寿命は3~7年なのと、OS(オペレーションシステム)のWindowsのバージョンもサポート期限切れになっていることが多いからです。
また、パソコンを買う際は①の物理的な原因は避けるようにします。
・HDDやeMMCよりSSDが最優先。容量は最低でも256GB以上にしましょう
・メモリは使用用途次第ですが、最低でも8GB以上、複数アプリの同時起動やゲームなどする場合は16GB以上、動画編集や最新3Dゲームなどする場合は32GB以上が必要になってきます。
・CPUは発売年とグレードで性能が変わります。使用用途次第ですが、『Intel core i〇』の〇部分が3<5<7<9とグレードと性能が上がっていきますので、最低でも3、複数アプリの同時起動やゲームなどする場合は5や7、動画編集や最新3Dゲームなどをする場合は9を選ぶとよいでしょう。
・ノートパソコンや一体型<デスクトップタイプにCPU性能がなりやすいのと、メモリやビデオカードの増設も可能なため性能を求めるならデスクトップパソコンになります。
・デスクトップパソコンの場合は有線接続しない場合は、Wi-Fi対応もしくは無線子機が必要です。
購入する際は表示されている内容を見たり、触れるときはタスクマネージャーを使って確認してみましょう。
CPU、ストレージ、メモリが不明な場合で調べることも出来ない場合は、お勧めしないパーツを使っている可能性が高いため避けた方が良いです。
パソコンが遅い原因になるものを避けて、心地よくパソコンを使っていきましょう。
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