フェイクニュースの見分け方
インターネットやSNS上にある情報の中には悪質なデマやフェイクニュースがあり、騙されて被害を受けたりしてしまう可能性があります。
フェイクニュースは虚偽(fake・フェイク)の情報で作られ、発信・拡散される偽のニュースを指します。
偽のニュースくらい、と思われるかもしれませんが
フェイクニュースの裏には発信者の悪い思惑がある事が多く、騙されて被害を受けたり、フェイクニュースを拡散させる手伝いをしてしまうと最悪罰せられる事になりかねません。
また、地震などの災害時や感染症の流行など人々の精神状態が不安定なタイミングのフェイクニュースが、平常時よりも拡散されやすい事がわかっています。
フェイクニュースを見分けるにはいくつかのポイントがあります。
・情報の発信元
誰が発信したかが大事です。
個人なのか、新聞社やテレビなのか、公式なのかで大きく信頼度が変わります。
新聞社やテレビや公式であれば、100%正しいとは限りませんが情報に対する責任をもっているため信頼度が上がります。
また発信者のプロフィールを確認する事でもどの立場から発信しているかが見えてきます。
・他の情報を調べてみる
インターネット上の発信だけでなく、テレビやラジオ・新聞雑誌といった他の媒体でも同じ内容のニュースがあるか確認します。
他の媒体がない場合はコメント等があればそこにフェイクニュースに対する反対意見がないかも判断材料として使えます。
・文章の表現方法
「〜らしい」「〜と思われる」「?が入っている」といったように断言していない場合には、信頼度はかなり下がります。
後々そういうつもりでなかったという逃げ道を用意しているとも言えます。
・いつ発信されたか
その情報の発信されたタイミングを確認します。
昭和のモラルやマナーと、令和のモラルやマナーが違うようにいつの情報かで真偽が変わる可能性があります。
発信が古い場合はその時に問題視されていたことが既に解決していたり、また当時の発信内容が偽情報だと証明されている可能性も考えられます。
・知り合いからの発信
全く知らない人からの発信は疑いやすいですが、友人からの情報は信じやすい傾向があります。
友人・知人からの情報でも、情報の発信源など真偽を確かめずに信じたり拡散してしまうのは危険です。
インターネット上からの情報が増えすぎて、「これは真実なのか、フェイクやデマなのか」と情報の確認が求められています。
フェイクニュースに惑わされず、正しい情報を使って判断していきましょう。
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